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除湿機とサーキュレーター、部屋干しにはどっち?電気代・乾燥時間・手間で比較

本記事は実使用レビューではなく、メーカー公式情報・取扱説明書・販売ページなどを基に比較しています。記事内にはアフィリエイト広告が含まれます。

雨の日や花粉の時期に困るのが、洗濯物の部屋干しです。

朝に干した洗濯物が夕方になっても湿っている。タオルの重なった部分だけ乾かない。部屋の湿度が上がり、窓や床までジメジメする。

そこで候補になるのが、衣類乾燥除湿機サーキュレーターです。

どちらも部屋干しに使える家電ですが、役割は同じではありません。

除湿機は、空気中の水分を取り除きながら洗濯物へ風を送る家電です。一方、サーキュレーターは風を動かして洗濯物から水分を飛ばしますが、部屋の湿気そのものを回収する機能はありません

この記事では、シャープの衣類乾燥除湿機「CV-S71」と、アイリスオーヤマのサーキュレーター「PCF-SDS15T-EC」を例に、乾燥時間、電気代、お手入れの違いを比較します。

僕自身が2機種を同じ条件で長期使用した比較ではありません。2026年7月28日時点のメーカー公開仕様と取扱説明書を確認し、「自分が部屋干し用に選ぶならどこを見るか」という視点でまとめています。

衣類乾燥除湿機とサーキュレーターの比較記事は以下からご覧いただけます。

目次

先に結論。乾かす力なら除湿機、電気代ならサーキュレーター

最初に結論から書くと、雨の日や閉め切った部屋で洗濯物を乾かすなら、僕が気になっているのは衣類乾燥除湿機です。

サーキュレーターは洗濯物に風を当てることで、表面の水分を飛ばしやすくします。ただし、洗濯物から出た水分は部屋の中に残ります。

窓を開けられる日や、エアコンの除湿運転を使っている部屋なら問題になりにくいかもしれません。
、梅雨に窓を閉めた6畳の部屋で、家族2人分の洗濯物を干すような場面では、湿気の逃げ場がありません。

この条件なら、タンクに水分を回収できる除湿機のほうが使い方を想像しやすくなります。

シャープ「CV-S71」は、2kgの洗濯物を約167分で乾燥させる試験結果が公開されています。試験条件は、約6畳、室温20度、湿度70パーセント、60Hzです。実際の乾燥時間は洗濯物の量や干し方で変わりますが、判断材料になる数字です。

一方、アイリスオーヤマ「PCF-SDS15T-EC」の定格消費電力は23Wです。1時間あたりの電気代を計算すると約0.7円なので、長時間動かしやすいのが気になっています。

乾燥を優先するなら除湿機」「電気代と普段の空気循環を重視するならサーキュレーター」「乾燥時間と風の当たり方を両立したいなら併用」という考え方が分かりやすそうです。

次は、洗濯物の量と部屋の使い方から、どちらが向いているかを具体的に見ていきます。

一人暮らしと家族の部屋干しでは、選び方が変わります

一人分を少量ずつ洗うならサーキュレーターが気になる

一人暮らしで、Tシャツ2枚、下着、靴下、タオル数枚を毎日洗うような使い方なら、サーキュレーターが気になっています。

洗濯物の間隔を空け、窓や換気扇で湿気を逃がせるなら、風を当てるだけでも乾きやすさは変わります。

本体が軽い商品なら、部屋干しに使ったあとでリビングや寝室へ移動できます。PCF-SDS15T-ECは約1.7kgなので、毎日持ち運ぶ場面も想像しやすい重さです。

ただし、雨で窓を開けられず、室内の湿度が高い日は乾燥に時間がかかる可能性があります。

家族2人分をまとめて干すなら除湿機が気になる

シャープでは、1人分の洗濯物量を約1.5kgの目安としています。

2人分なら約3kgになるため、Tシャツやタオルをまとめて干す日は、風を当てるだけでなく、部屋に出た水分を回収したくなります。

とくに夜に洗濯して翌朝までに乾かしたい場合は、乾燥時間が読めないことが負担になります。厚手のタオルやパーカーが残ると、干し直す手間も増えます。

この使い方なら、湿度を見ながら除湿と送風を切り替え、自動停止できる衣類乾燥除湿機が候補になります。

洗濯物が多いなら併用も考えたい

家族分の洗濯物を一度に干すと、除湿機の風だけでは端にある衣類へ届きにくいことがあります。

除湿機で部屋の水分を回収しながら、サーキュレーターで洗濯物全体へ風を広げる使い方なら、役割が重なりません。

パナソニックも、サーキュレーターを部屋干しに使う場合は、除湿機や換気扇との併用を案内しています。

次は、毎日使うと気になってくる電気代と乾燥時間を数字で比べます。

電気代の差は大きい。ただし乾燥後の状態は同じではありません

電気代は、公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が案内している31円を1kWhの目安として計算します。

シャープ「CV-S71」は、60Hzで運転した場合の1時間あたりの電気代が約6.5円です。

メーカー試験の衣類乾燥時間である約167分をそのまま当てはめると、1回あたりの電気代は約18円になります。月に20回使う場合は約360円です。

一方、アイリスオーヤマ「PCF-SDS15T-EC」の定格消費電力は23Wです。

23Wで8時間運転した場合の電気代は約5.7円。月に20回使うと約114円です。

この数字だけを見ると、サーキュレーターのほうが電気代を抑えやすく見えます。

ただし、約18円で湿気を回収しながら乾燥する除湿機と、約5.7円で風を送るサーキュレーターでは、運転後の部屋の状態が違います。

閉め切った部屋でサーキュレーターだけを使うと、洗濯物から出た水分が室内に残ります。途中で窓を開けたり、換気扇やエアコンの除湿運転を使ったりすると、その分の電気代も加わります。

反対に、湿度の低い晴れた日なら、除湿機を使わなくてもサーキュレーターだけで十分な場合があります。

電気代だけで決めるより、「雨の日に何時間で乾かしたいか」「換気できる部屋か」「翌朝までに乾かす必要があるか」まで考えたほうが選びやすそうです。

次は、具体的な2機種について、使い方を想像して気になっている点を見ていきます。

シャープ CV-S71とアイリスオーヤマ PCF-SDS15T-ECを比較

シャープ CV-S71

使うなら気になっているところ

CV-S71で気になっているのは、除湿と衣類乾燥を1台で行えることです。

除湿能力は50Hzで6.3L、60Hzで7.1L。2kgの洗濯物を約167分で乾燥させる試験結果があり、乾燥容量の目安は約2人分です。

本体の設置面積はほぼA4サイズで、幅303mm、奥行203mmです。洗面所や部屋の隅に置く場面を想像しやすい大きさです。

衣類の乾き具合を予測して自動停止する機能と、市販ホースを使った連続排水にも対応しています。

気になった点

除湿機は、タンクにたまった水を捨てる必要があります。

連続排水を使わない場合は、運転するたびにタンクの状態を確認しなければなりません。サーキュレーターより本体が重く、部屋を移動させながら使う場合も負担になりそうです。

また、コンプレッサー方式は運転中に室温が上がります。狭い部屋で夏に使う場合は、室温の変化も確認したいところです。

向いてる人

雨の日も部屋干しする人、夜に干して翌朝までに乾かしたい人、閉め切った部屋で使う人に向いていそうです。

アイリスオーヤマ PCF-SDS15T-EC

使うなら気になっているところ

PCF-SDS15T-ECで気になっているのは、約1.7kgの軽さと23Wの定格消費電力です。

風量は6段階、適用床面積は22畳。上下約65度、左右約80度の自動首振りに対応しています。

前面ガード、羽根、背面ガードを取り外せるため、ホコリがたまったときに水洗いできるのも使いやすそうです。

気になった点

サーキュレーターだけでは、部屋の水分を外へ出せません。

雨の日に窓を閉めたまま使う場合は、エアコンや換気扇との併用を考える必要があります。風が一部の衣類にしか当たっていないと、厚手の部分だけ乾きにくくなる可能性もあります。

向いてる人

少量の洗濯物を干す人、換気できる部屋で使う人、部屋干し以外にも冷暖房の空気循環へ使いたい人に向いていそうです。

次は、2台を併用するときの置き方と電気代を考えます。

除湿機とサーキュレーターを併用するなら置き方が大切です

2台を併用する場合は、除湿機とサーキュレーターを同じ方向へ向けるより、役割を分けたほうが使いやすそうです。

除湿機は、洗濯物の下方や外周付近から乾いた風を送ります。サーキュレーターは、斜め下から洗濯物全体へ風を当てるように置きます。

長い衣類と短い衣類を交互に並べ、洗濯物の間へ風が通るようにすると、湿った空気が一か所に残りにくくなります。

たとえば、6畳の部屋に2kgの洗濯物を干す場合、除湿機だけでは端のタオルに風が届きにくいことがあります。反対側からサーキュレーターの風を送れば、衣類の間に空気の流れを作れます。

CV-S71の1時間あたりの電気代は約6.5円。PCF-SDS15T-ECは約0.7円なので、2台を同時に動かした場合は1時間あたり約7.2円が目安です。

3時間運転すると約22円になります。

サーキュレーターを追加したからといって、すべての洗濯物が同じ時間で乾くとは限りません。それでも、厚手のタオルやパーカーが多い日は、風が当たる範囲を広げる意味があります。

ただし、除湿機やサーキュレーターの吸込口と吹出口を洗濯物でふさがないようにします。水がかかる場所や、不安定な床への設置も避け、取扱説明書で必要な間隔を確認したいところです。

最後に、「結局どちらを買うか」を3つの条件で整理します。

どちらか1台なら、部屋の湿気を逃がせるかで決めます

僕がどちらか1台を選ぶなら、最初に確認するのは洗濯物の量ではなく、部屋の湿気を外へ逃がせるかどうかです。

  • 窓を開けられる。
  • 換気扇を動かせる。
  • エアコンの除湿運転を使える。

この条件がそろっているなら、サーキュレーターから試す選択が考えやすくなります。電気代を抑えやすく、部屋干し以外にも冷暖房の空気循環で使えるからです。

反対に、雨の日は窓を閉め切る。夜に洗濯する。翌朝までに乾かしたい。

この使い方なら、衣類乾燥除湿機が気になります。

家族2人分で約3kgの洗濯物をまとめて干す家庭や、厚手のタオルが多い家庭では、湿気を回収できることが大きな違いになります。

洗濯物が多く、干す場所も広い場合は、除湿機を先に購入し、風が届きにくいと感じたらサーキュレーターを追加する順番が無駄になりにくそうです。

Amazonでは価格や在庫が変わります。購入時は本体価格だけでなく、除湿能力、消費電力、本体重量、掃除できる範囲、保証期間まで確認してくださいね。

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この記事を書いた人

地方で暮らす40代男性です。
仕事、家庭、お金、趣味、健康。
若い頃とは違う現実を感じながらも、暮らしを少しずつ整えたいと思い、このサイトを運営しています。

実際に使ったもの、試したサービス、見直してよかったことを中心に書いています。

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