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Apple Watchには、長いあいだ満足していました。通知を確認でき、運動も睡眠も記録できる。それでも、普通の時計を着けたくなりました。
好きな時計を選びたい。けれど、毎日の活動や睡眠の記録は残したい。
この2つを両立するために選んだのが、画面のないGoogle Fitbit Airです。
よかったのは、測れる項目の多さより、着けている負担の少なさです。
バンド込みで約12g。横向きに寝ても邪魔になりにくく、通知に反応する時間もなくなりました。
一方、ランニングの距離やペースを細かく追う用途には向きません。
「時計」と「健康記録」を分けるための製品だと感じています。

まずは、価格や重さなどの基本情報から確認します。
画面をなくした常時装着型のトラッカー
価格は税込16,800円、重さは約12g
Google Fitbit Airの公式価格は、税込16,800円です。2026年8月17日時点で確認しました。コア部分は5.2g。付属バンドを含めても約12gです。
バッテリーは最長7日間。5分の充電で約1日使えると案内されています。持続時間は使い方で変わりますが、毎日充電する前提ではありません。
歩数、距離、心拍数、睡眠などを記録し、結果はスマートフォンのGoogle Healthアプリで確認します。


Apple Watchの代わりではなく、普通の時計と共存できる
通話、決済、通知確認まで手首で済ませたいなら、Apple Watchのほうが便利です。こちらでは時刻も通知も見られません。その代わり、健康記録だけを静かに続けられます。
スマートウォッチとして比べると機能は少ない。ただ、その少なさが、私が求めていた使い方に合っていました。
製品の立ち位置が分かったところで、次は一番差を感じた着け心地を見ていきます。
着けていることを忘れるほど軽い
付属バンドは細かく調整しやすい
付属のパフォーマンスループバンドは面ファスナー式で、手首に合わせて細かく調整できます。
きつく締めなくても位置が安定し、日中にずれて気になることはほとんどありませんでした。

睡眠時の邪魔が減った
Apple Watchを着けて寝ていたときは、横向きになるとケースの厚みが気になることがありました。
これに替えてからは、寝返りを打ったときに時計を意識する場面が減りました。
睡眠データの細かさより、「記録のために我慢して着ける感覚」がなくなったことに価値を感じています。
この軽さを支えているのが、画面を持たない割り切った設計です。
画面がないから、通知に縛られない
手首を確認する回数が減った
Apple Watchは便利ですが、通知が来るたびに手首を見てしまいます。
Google Fitbit Airには通知が表示されません。記録は続いているのに、手首から行動を促されない。
この距離感が快適でした。
好きな腕時計を選べる
時刻は普通の時計、健康記録は細いバンド。役割を分けたことで、服装や気分に合わせて時計を選べるようになりました。片方が約12gなので、2本着けている印象も強くありません。
通知から離れられる一方、画面がないことは運動中の使い方にも影響します。
日常の記録には十分。本格的な運動計測は別で考える
ウォーキングやサイクリングを自動で記録できる
私の設定では、ウォーキングは15分以上、サイクリングは10分以上で自動検出するようにしています。
開始ボタンを押さなくても、帰宅後に見ると記録が残っています。運動量を大まかに把握したい私には、この手軽さが合っていました。

距離やペースを厳密に測りたい人には向かない
本体にGPSは内蔵されていません。屋外での距離やペースは、スマートフォンの位置情報や通信状態にも左右されます。
1kmごとのペースを確認したい人や、ルートを手首だけで記録したい人には物足りないと思います。
私は、運動した日とおおよその活動量を残す道具として使っています。
サイクリングはStravaを主な記録にする
サイクリングはスマートフォンのStrava、普段の心拍や睡眠はGoogle Healthという分け方です。
Stravaでも、しっかり記録は残るし、数分立つと自動的にGoogle Healthアプリに連携されログとして残してくれます。アクティビティとして登録されるので、ロードバイクなどでトレーニングされている方で、スマホがじゃまにならなければ問題ないでしょう。

私はガチ勢ではなくゆるく自転車を漕いでいるので、「少し記録を取っておこう」という熱低めの温度感なのであっているのだと思います。


自動記録したデータを、実際の行動へつなげる役割を持つのがGoogle Healthアプリです。
Google Healthアプリは、記録した後が使いやすい
AIコーチへ自分のデータを前提に質問できる
Google Healthコーチは、記録済みの運動や睡眠を前提に回答します。「今日はどの程度動くか」といった質問を、自分の状態に合わせて考える材料にできる点は便利です。
ただし、コーチはAIです。医療的な判断は任せず、健康上の不安は専門家へ確認する必要があります。


食事は写真から記録できる
食事の写真を送ると、料理の候補と栄養価を推定して記録できます。
手入力より楽ですが、写真だけで食材や分量を正確に判断できるわけではありません。保存前の確認と修正は必要です。



残念ながら、やっぱり食事の記録は続きませんでした。いちいち写真を撮ってアプリに記録するという行為が、非常に手間に感じてしまいます。しっかり記録できる方には十分使える機能だと思います。


ときどき英語で表示される
気になるのは、日本語で使っていても、コーチの回答が英語になることがある点です。
読めないわけではありませんが、毎日使うには余計な負担です。今後の更新で改善してほしい部分です。
アプリは便利ですが、購入前に知っておきたい弱点はほかにもあります。
使って分かったデメリット
その場で時刻や数値を確認できない
時刻、歩数、心拍数、運動中のペースはもちろんですが手首で確認できません。
通知から離れられる利点と、その場で見られない不便さはセットです。
AIコーチには有料契約が必要
基本的な記録は使えますが、コーチ機能にはGoogle Health Premiumの契約が必要です。
無料期間後の費用も含めて考える必要があります。
無料期間後にどの程度必要だったかのかを判断して、有料で契約するかどうかを判断してみてもいいかと思っています。
1台で本格的なスポーツ計測を完結できない
内蔵GPSと画面がないため、本格的な運動計測は別の機器やアプリが必要です。1台で済ませたい人には、この分担が面倒になります。
弱点を踏まえると、この製品が合う人と合わない人は分かりやすくなるのではないでしょうか。
向いている人、向いていない人
向いている人
- 普通の腕時計を着けながら、健康記録も続けたい人
- 睡眠中のスマートウォッチを重く感じる人
- 通知から離れ、日常の活動を自動で残したい人
- 1回ごとの精密さより、長期的な傾向を見たい人
向いていない人
- ランニングの距離やペースを細かく管理したい人
- 運動中の数値を手首で確認したい人
- 通知、決済、通話まで1台で済ませたい人
- 有料のAIコーチを使う予定がない人
最後に、Apple Watchから替えた私の結論をまとめます。
測れる項目の多さより、着け続けやすさを選ぶ製品
Google Fitbit Airへ替えてよかったのは、
- 普通の時計を選べること。
- 横向きに寝ても邪魔になりにくいこと。
- 通知のたびに手首を見なくなったこと。
この3つです。
本格的なスポーツ計測には足りず、AIコーチを使い続けるなら有料契約も必要です。
それでも、毎日の健康記録を手放さず、時計と通知から少し自由になりたい私には合っていました。
1台で何でも済ませたいならApple Watch。
健康記録を生活の背景へ置きたいなら、Google Fitbit Airは候補の一つになると思います。











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