本記事は実使用レビューではなく、メーカー公式情報・取扱説明書・販売ページなどを基に比較しています。記事内にはアフィリエイト広告が含まれます。
安さだけで選ぶと、重さと電源で後悔しやすいです
夏の買い物で肉や冷凍食品を持ち帰るとき、保冷バッグだけでは少し不安になります。キャンプや車中泊でも、飲み物を冷たい状態で保管できる場所があると便利です。
そこで気になっているのが、15〜18Lの小型車載冷蔵庫です。
この容量なら、500mlペットボトルを10〜15本ほど収納できる商品が多く、1〜2人の買い物や週末レジャーに使いやすいサイズです。大容量モデルほど荷室を圧迫しにくく、自宅へ持ち運んで予備冷蔵庫として使う選択肢もあります。
ただし、価格だけで選ぶと気になる点も出てきます。
たとえば、本体重量が9kgを超えるモデルに飲み物を10本入れると、合計重量は14kg前後です。駐車場からキャンプサイトまで何度も運ぶ用途では、1kgの差も無視できません。
電源方式にも注意が必要です。車のDC電源だけで使うのか、自宅のAC電源でも使うのか、別売りバッテリーでコードレス運用したいのかによって、選ぶ商品が変わります。
また、表示温度と庫内全体の温度が同じとは限りません。冷却部分に近い場所とフタ付近では温度差が出ることがあるため、食品を詰め込みすぎない使い方も必要です。
今回は、15〜18L、3万円以下を目安に、公開されている仕様や販売情報をもとに5商品を比較しました。価格やAmazonのレビュー数は変動し、容量違いの商品とレビューがまとめられている場合もあるため、購入前に商品ページで確認してください。
最初に、価格差よりも優先したい3つの選び方を整理します。
小型車載冷蔵庫の選び方は3つです
本体重量と持ち運び方で選びます
15〜18Lクラスでは、本体重量が8〜10kg前後の商品が中心です。
数字だけを見ると小さな差に感じますが、500mlペットボトルを10本入れれば約5kgが加わります。本体が9kgなら総重量は14kg前後です。自宅から車へ運ぶだけなら対応しやすくても、階段や砂利道を移動する場面では負担になります。
買い物や送迎のついでに使うなら、8kg前後の軽いモデルが候補です。車に載せたまま使うことが多いなら、重量より容量や冷却機能を優先しやすくなります。
AC電源とDC電源への対応を確認します
車載冷蔵庫の多くは、車内で使うDC12V、24Vと、自宅で使うAC100Vに対応しています。
ただし、ACアダプターが付属するか、別売りなのかは商品によって違います。ポータブル電源へ接続する場合も、AC出力とDC出力のどちらを使えるか確認しておきたいところです。
キャンプ場でコードを気にせず使いたいなら、専用バッテリー対応モデルが便利です。ただし、バッテリーを追加すると1kg前後重くなり、合計価格が3万円を超える構成もあります。
温度設定と付加機能で選びます
今回の候補には、マイナス20度前後から10度または20度まで設定できる商品があります。
飲み物や食品の冷蔵が中心なら、冷凍性能だけでなく、温度設定のしやすさや表示の見やすさも大切です。冷凍食品を長時間運ぶ場合は、出発前に庫内を冷やし、食品自体も冷えた状態で入れると負荷を抑えやすくなります。
スマートフォンから温度を確認したい人にはアプリ対応モデル、車内でスマートフォンを充電したい人にはUSBポート付きモデルが候補です。一方、機能が増えるほど設定項目や故障時の確認箇所も増えます。
この3点を踏まえて、5商品の価格と仕様を並べてみます。
15〜18Lの小型車載冷蔵庫5商品を比較します
| 商品 | 価格の目安 | 重量 | 主な機能 | 保証 | Amazonレビュー数 |
|---|---|---|---|---|---|
| アイリスオーヤマ PCR-15U | 1万5,000〜1万8,000円前後 | 約8.2kg | マイナス20〜20度、AC・DC対応、USBポート | 購入店で要確認 | 掲載例では800件規模 |
| BougeRV CLB 15L | 2万円台 | 約8.6kg | マイナス20〜20度、アプリ、専用バッテリー対応 | 2年 | バリエーション統合のため購入時確認 |
| EENOUR D18 | 2万2,000円前後から | 約9.2kg | マイナス20〜10度、AC・DC対応、専用バッテリー対応 | 1年 | 掲載例では500件規模 |
| Alpicool KM15 | 1万5,000円前後 | 約9.4kg | マイナス20〜20度、AC・DC対応 | 1年を目安に販売店確認 | 購入時確認 |
| EUHOMY CFC-18 | 1万4,000〜1万8,000円前後 | 約9.2kg | マイナス20度前後まで、アプリ、AC・DC対応 | 1年 | 購入時確認 |
価格を抑えたいなら、アイリスオーヤマ、Alpicool、EUHOMYが候補です。専用バッテリーによるコードレス運用を考えるなら、BougeRVとEENOURが比較しやすくなります。
ただし、容量表記が近くても、本体の形状や庫内の段差によって収納しやすさは変わります。2Lペットボトルを立てて入れたい場合は、容量だけでなく内寸も確認したいところです。
ここからは、価格以外に気になった点と、それぞれに向いている人を見ていきます。
アイリスオーヤマ PCR-15U
気になった点
PCR-15Uは、15Lで約8.2kgと、今回比較した5商品の中では軽いモデルです。設定温度はマイナス20〜20度で、AC100VとDC12V、24Vに対応しています。
消費電力はMAXモードで45W、ECOモードで30Wです。車内やポータブル電源で使うときに、消費電力を抑えるモードを選べる点が気になっています。USBポートもあり、車内でスマートフォンを充電したい場面にも使えます。
一方で、専用バッテリーを内蔵するモデルではありません。エンジン停止中に使う場合は、ポータブル電源などを別に用意する必要があります。
本体サイズは幅約57cm、奥行き約32cmです。15Lという容量だけを見ると小さく感じますが、横幅はそれなりにあります。軽自動車の後席足元へ置く場合は、シート位置との干渉を確認したいところです。
Amazonの掲載例ではレビューが800件規模ありましたが、カラーや関連モデルのレビューがまとめられている可能性があります。評価だけでなく、PCR-15Uを購入した人の投稿に絞って読むほうが判断しやすいです。
向いている人と向いていない人
PCR-15Uは、1〜2人分の買い物や飲み物を冷やしたい人に向いています。本体が比較的軽いため、自宅と車の間を持ち運ぶ使い方とも相性がよさそうです。
反対に、キャンプ場で電源ケーブルを使わず長時間運転したい人には向いていません。別途ポータブル電源を用意すると、費用と荷物が増えます。
軽さよりコードレス運用を優先するなら、次のBougeRV CLB 15Lが候補になります。
BougeRV CLB 15L
気になった点
BougeRV CLB 15Lは、マイナス20〜20度に設定でき、AC電源とDC電源に対応しています。専用バッテリーを追加できる点が特徴です。
専用バッテリーは約173Whで、電源コードを外して使える構成にできます。車からテントへ移動するときや、短時間の停電対策として使いたい場面で気になっています。
収納量の検証例では、500mlペットボトルを15本、2Lペットボトルを4本入れられていました。家族分の飲み物を冷やす用途でも、容量のイメージを持ちやすい数字です。
本体重量は公称約8.6kgですが、検証例ではバッテリーなしで約8.7kg、専用バッテリーが約1.1kgでした。飲み物を入れた状態では15kg前後になる可能性があるため、持ち運ぶ距離が長い人は注意が必要です。
また、専用バッテリーを含む構成では価格が上がります。本体だけなら予算内でも、バッテリーや収納バッグを加えると3万円を超える場合があります。
向いている人と向いていない人
CLB 15Lは、車内だけでなく、キャンプサイトや屋外でもコードレスで使いたい人に向いています。スマートフォンアプリから温度を確認したい人にも選びやすいモデルです。
反対に、自宅と車のコンセントだけで使う人には、専用バッテリー対応の利点を生かしにくいかもしれません。機能より価格を優先するなら、よりシンプルなモデルも候補になります。
もう少し容量を増やしながら、専用バッテリーにも対応したモデルを探すならEENOUR D18へ進みます。
EENOUR D18
気になった点
EENOUR D18は18Lで、今回の5商品では容量が大きいモデルです。設定温度はマイナス20〜10度で、AC100〜240VとDC12V、24Vに対応しています。
18Lあれば、1〜2人の飲み物に加えて、肉や冷凍食品も分けて入れやすくなります。スーパーで週末分の食品をまとめて購入し、帰宅まで1時間ほどかかる場面で気になっている容量です。
本体重量はバッテリーを除いて約9.2kgです。専用バッテリーを追加するとさらに重くなるため、飲み物を詰めた状態で頻繁に持ち運ぶ用途では負担になりそうです。
動作音は公称43dB以下です。日中の車内では気になりにくい範囲と考えられますが、静かな車中泊ではコンプレッサーの始動音が気になる可能性があります。就寝位置の近くへ置く場合は、足元や荷室へ離して設置できるか確認したいところです。
口コミでは、庫内の上部と下部で温度差が気になるという声も見られます。冷却部分の近くに凍らせたくない飲み物を置かないなど、収納位置の調整が必要です。
向いている人と向いていない人
D18は、15Lでは少し足りず、飲み物と食品を一緒に収納したい人に向いています。別売りバッテリーを使い、車外でも運転したい人にも候補になります。
反対に、階段のある自宅から毎回持ち出す人や、女性や子どもだけで運ぶ場面が多い家庭には重さが気になります。冷蔵庫を車へ載せたまま使える人のほうが選びやすいモデルです。
コードレス機能より購入価格を抑えたいなら、次のAlpicool KM15を比較します。
Alpicool KM15
気になった点
Alpicool KM15は、1万5,000円前後で見つかることがある15Lモデルです。設定温度はマイナス20〜20度で、AC電源とDC電源に対応しています。
第三者による検証では、気温30度の環境で冷蔵庫に近い温度まで約25分で下がった例があります。炎天下の車内では条件が変わりますが、出発前に自宅で冷やしておけば、買い物やレジャーで使いやすそうです。
気になるのは約9.4kgという重量です。容量は15Lですが、18LのEENOUR D18より重い公称値です。軽さを期待して小容量モデルを選ぶ場合は、注意したいところです。
保証については1年を案内するメーカー情報がありますが、Amazonでは販売店によって対応窓口が異なる可能性があります。購入前に販売元と保証条件を確認しておくと安心です。
また、15Lや16Lなど、販売ページによって容量表記が異なるケースがあります。似た外観の商品もあるため、型番がKM15になっているか確認したいです。
向いている人と向いていない人
KM15は、専用バッテリーやアプリを必要とせず、冷蔵と冷凍の基本機能を低予算で試したい人に向いています。車に載せたまま使うなら、約9.4kgの重さも問題になりにくいでしょう。
反対に、持ち運びやすさを優先する人や、国内ブランドの問い合わせ窓口を重視する人には向いていません。保証対応を含めて販売店を確認する手間もあります。
同じ価格帯で18Lとアプリ操作を求めるなら、最後のEUHOMY CFC-18が候補です。
EUHOMY CFC-18
気になった点
EUHOMY CFC-18は、18Lで1万4,000〜1万8,000円前後の販売例があるモデルです。AC電源とDC電源に対応し、スマートフォンアプリから温度を操作できます。
本体サイズは幅約57cm、奥行き約32cm、高さ約28.8cmで、重量は約9.2kgです。後席足元よりも、荷室へ設置する使い方が合いそうです。
第三者の比較検証では、表示温度の正確さが高く評価された例があります。庫内温度を細かく管理したい人には気になるポイントです。
一方で、アプリ操作はスマートフォンとの接続設定が必要です。本体パネルだけでも操作できますが、アプリを使わない人にとっては決め手になりにくい機能です。
18Lでも庫内にはコンプレッサー部分の段差があります。四角い箱をそのまま18L使えるわけではないため、大きな食品トレーや2Lペットボトルを入れたい場合は、内寸と収納例を確認したいところです。
向いている人と向いていない人
CFC-18は、価格を抑えながら18Lの容量とアプリ操作を求める人に向いています。買い物だけでなく、キャンプや車中泊でも食品と飲み物をまとめて収納したい人に合いそうです。
反対に、アプリ設定を面倒に感じる人や、8kg前後の軽さを優先する人には向いていません。持ち運び回数が多いなら、PCR-15Uのほうが扱いやすいでしょう。
5商品の違いが整理できたところで、最後に用途別のおすすめを絞ります。
用途別に選ぶならどれか
日常の買い物が中心なら、アイリスオーヤマ PCR-15Uが使いやすそうです。約8.2kgと比較的軽く、AC電源とDC電源の両方に対応しています。1万5,000〜1万8,000円前後なら、初めての車載冷蔵庫としても検討しやすい価格帯です。
キャンプ場でコードレス運用したいなら、BougeRV CLB 15Lが候補です。専用バッテリーを追加できるため、車から離れた場所でも使いやすくなります。ただし、バッテリーを含めた価格と重量で比較する必要があります。
15Lでは容量が足りない人には、EENOUR D18が合います。18Lあるため、飲み物だけでなく食品も一緒に入れたい場面に向いています。約9.2kgあるので、車へ載せたまま使う人のほうが扱いやすいでしょう。
価格を優先するなら、Alpicool KM15が候補です。基本的な冷却機能を備えながら、1万5,000円前後で販売されることがあります。ただし、販売元と保証窓口は購入前に確認したいところです。
価格と18L容量、アプリ操作のバランスを求めるなら、EUHOMY CFC-18が気になります。荷室に設置し、スマートフォンで温度を確認したい人に合いそうです。
この中から1点を選ぶなら、僕はアイリスオーヤマ PCR-15Uを推します。理由は、約8.2kgの軽さ、家庭用と車載用の電源対応、1万円台という価格のバランスです。
専用バッテリーやアプリはありませんが、日常の買い物と週末レジャーが中心なら、使わない機能に費用をかけずに済みます。冷凍食品を買ってから自宅まで40分かかる場面や、2人分の飲み物を車内で冷やしたい場面にも合わせやすいモデルです。
「あなたの用途が日常の買い物と週末レジャーなら、軽さと価格のバランスでPCR-15Uを選びたいです。」


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